エヴァの第3新東京市などを仮想空間化、スモールワールズ TOKYO

2022/03/10
仮想空間化のイメージ(『エヴァンゲリオン 第3新東京市』エリア)

東京・お台場エリアの世界最大級の屋内型ミニチュアテーマパーク、スモールワールズ TOKYO (スモワル)を運営するSMALL WORLDSは3月9日、メタバース事業を展開するDreamVerseと提携し、スモワルを仮想空間化すると発表した。第1弾として、現在スモワルで展示をしている6つのエリアのうちの「世界の街」エリアと「エヴァンゲリオン 第3新東京市」エリアを仮想空間化するという。

スモワルは、「宇宙センター」エリア、「関⻄国際空港」エリア、「世界の街」エリア、「美少女戦士セーラームーン」エリア、「エヴァンゲリオン 第3新東京市」エリア、「エヴァンゲリオン 格納庫」エリアの、実在するものから物語の中の世界までの6つのエリアを、景色や建物、そこに暮らすひとびとまで80分の1のスケールで表現。15分に1回、昼夜がめぐる。

バーチャル化される「エヴァンゲリオン 第3新東京市」エリアは、人気アニメ映画「エヴァンゲリオン」シリーズで登場する旧市街地、第3新東京市の各スポットなどが再現。使徒の襲来に備えた第3新東京市の災害対策最先端の未来世界や、⾦時⼭展望台からの景⾊などをみることができる。使徒との戦闘を終えて束の間の日常生活を送る、登場人物の碇シンジたちに出会えるかもしれないという。

「世界の街」は、どこかにありそうでどこにもない不思議な国々が集まった世界。雪に覆われた白銀の山々で鉱石を採掘して暮らす人々や、文明が発達し輝くネオンやたくさんの人が入り混じったきらびやかな世界など、気候も文化も違う国々がお互いに関係しあって成り立つ、少し不思議な物語にふれることができるという。

詳細や最新情報は、ツイッターで発表するとのこと。

テーマパークの仮想空間化は、香港唯一のオリジナルテーマパークOcean Parkが2月、香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)傘下のNFTゲーム「The Sandbox」と提携し、NFTとメタバースを活用した新しいデジタルエンターテインメントを目指すと発表している