人気NFTコレクション「Azuki」、実物アイテムとデジタルを紐づけする新規格リリース

2022/10/19

人気NFTコレクション「Azuki」を発行するChiru Labsは10月17日、新たなトークン規格「フィジカル・バックト・トークン(PBT)」のリリースを発表した。デジタルのNFTの所有と物理的なアイテムの所有を紐づける仕組みだという。

PBT規格は「スキャン・トゥ・オウン」と呼ばれ、スマートフォンでスキャンすると物理的なアイテムの所有をデジタルにも反映する機能。NFCタグの「BEAN Chip」を商品に埋め込んでPBTを発行し、所有者のウォレットに記録する。

PBTを備えたAzukiの最初のコレクションは、ゴールドに装飾されたスケートボード9点で、10月21日からオークション販売する予定。スケートボードにつけられたBEAN Chipをウォレットを接続したスマホで読み込むと、所有を証明するトークンが発行される。

スケートボードの落札者が二次流通などで手放したら、次の所有者がBEAN Chipを読み込むことでPBTも転送される。譲渡の工程はイーサリアムチェーン上に記録される。

物理的アイテムの所有者履歴が追跡できるため、ブランドが商品の開発やプロモーションを行う際に活用でき、商品を通した新しいデジタル体験の提供や、デジタルと現実で連携したコレクションの提供などにもつなげられるとのこと。認証はスマホのみで可能なため専用デバイスなども不要なこともメリットの一つだ。またPBTの仕様はオープンソースのため、誰でも仕様できるという。

AZUKIはPBT導入について「ブランドやクリエーターが、新たなストーリーテリングや体験を生み出すものになる」とコメントしている。