アバターでメタバース技術学ぶ「MEキャンパス」来春開校へ 通信制高校提携で高卒資格も

メタバース事業を手がけるBrave groupの子会社、MetaLabが、メタバース上で教育を受けられる「MEキャンパス」を2023年4月に開校予定だと発表した。10月19日から説明会予約を開始する。

MEキャンパスでは、アバターで学校生活を送りながら、動画教材や課題製作で実践スキルを学べる。コミュニケーションをアバターで行うため、性別や年齢、見た目など、現実世界での諸要素がフラットになるという。

1年制の「誰でも入学コース」と、提携する松陰高校(山口県岩国市)との同時入学で高卒資格を取得できる3年制の「通信制高校同時入学コース」が用意される。

生徒は、空間建築と演出を学ぶ「メタバースプロダクション」、空間を作り上げるスキルを学ぶ「メタバースCG」、動かすためのプログラマーを目指す「メタバースプログラミング」のいずれかの専攻を選んで学ぶ。

教材学習に加えて、課題制作や共同発表会などのグループ学習に取り組めるほか、メンター制度による学習サポートや、各分野で活躍する著名人による「特別授業」が予定されている。通信制高校ではレポート(添削指導)やスクーリング(面接指導)が行われる。

MEキャンパスでは、アドバイザリーとしてベネッセホールディングス取締役の福武英明氏、弁護士の松澤香氏を迎え、ビジョン実現と、健全な学校運営に向けて取り組むとしている。