米CNN、独自のNFTマーケットプレイス「Vault by CNN」から撤退

米CNNテレビは10月11日、独自のNFTマーケットプレイス「Vault by CNN」のサポートから撤退すると発表した。撤退の理由は明かされていない。
VaultのTwitterで明らかにした。今後、コミュニティーやプロジェクトの拡大などは行わないが、Vault自体は維持し、NFTの売買も引き続き可能とのこと。また、NFTの購入者への補償として、発行価格の2割を返金。暗号資産やステーブルコインの配布も検討されているという。しかし、現在のNFTの販売価格と発行価格には乖離があるため、ユーザーやコミュニティーのメンバーからは、NFTを売りつけた後にプロジェクトを消滅させる出口詐欺の「ラグプル」ではないかと非難する声もあがっている。
Vaultは、2021年6月に立ち上げ。CNNが40年以上報道してきた「歴史上の重要な瞬間」のアーカイブをFlowブロックチェーン上でNFT化し、取り扱ってきた。CNNは発表に際し、Vaultは「6週間の実験だった」と説明しているが、以降もNFTコレクションの追加や11月の米大統領選の中間選挙に関するNFTの告知を行い、23年以降のロードマップ公表やNFT所有者への特典の発表も予告されていた。
パブリックチェーン上で作成されたNFTは、発行元が撤退しても存在や所有することが可能なことが価値の一つとみなされている。しかし一般的には、発行元は長期間のサポートを行うことが前提だ。CNNはストリーミング配信プラットフォーム「CNN+」も、3月の立ち上げからわずか約1カ月で撤退している。4月に誕生した親会社のメディアグループ、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの、合併したワーナーメディアとディスカバリーの新経営陣の方向性の違いによるもので、Vaultの撤退も、そうした事業整理の一つとみられている。
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