人気オカルト雑誌「ムー」が初のNFT特典、占い師“直筆”の開運護符

2022/10/11

ミステリー・オカルト雑誌「月刊ムー」は、10月7日発売の「OPスペシャル22年11月号 特装版」の特典で、NFTを初提供している。特典のNFTは全5種類で、1冊につき2点が付録されている。

「ムー」は1979年10月に創刊し、「世界の謎と不思議に挑戦する」をテーマにUFOや超常現象、古代文明などを取り上げ、2022年6月7日発売の7月号で創刊500号を迎えた人気雑誌。2月には旅行ガイドブック「地球の歩き方」との異例のコラボレーション号「地球の歩き方 ムー 異世界(パラレルワールド)の歩き方」が発売され、ベストセラーにもなっている。

NFT特典付きの11月号は、発行元のワン・パブリッシングと、電子出版取次のメディアドゥと書籍取次大手トーハンと共同で販売。通常版とは別の新装版の特典として提供する。NFTは、ムーで連載を持つ人気占い師・Love Me Do氏の直筆の「開運デジタル護符」で、「金運」「仕事運」「恋愛運」「勝負運」「魔除け」の全5種類。それぞれに運気がアップするという「音」がついている。

特装版1冊ごとに、5種類のうちの2枚のNFTを入手できる。NFTの発行には、メディアドゥが運営するNFTマーケットプレイス「FanTop」のアカウント登録が必要。添付されたカード上の16桁のギフトコードを読み込むと、FanTop上でNFTが発行される。

ほしい護符とは違うものがあたったり、複数冊購入しても重複したりする可能性もあるが、Love Me Do氏によると「それこそが神託。重複したら、そこを重点的に強化しなさい、というメッセージ」。また、護符のサポートを得て願望が成就したら「願望を成就させた護符には、プラスのエネルギーが宿っている。そのエネルギーが他の人の願望成就に役立てば、護符を譲った人が陰徳を積むことになり、その人自身にもよい影響が及ぶ。同じ願望を抱いている人に譲ってください」とのことで、NFTはFanTop上で、譲渡や売買もできる。

特装版の価格は税込み1200円で、NFT特典のない通常版は同990円。特典以外の内容は同一。また、通常版・特装版ともに、付録としてパワーストーンのブラックオニキス・クリスタルも付いている。