アニメ関連企業A3のNFTプロジェクト、漫画「コブラ」作品発売へ

2022/10/07

アニメーション関連企業のA3は10月6日、寺沢武一氏作の人気SF漫画作品「コブラ」のNFTを発売すると発表した。NFTプロジェクト「Otaku Culture Studio(OCS)」の第2弾としてリリースする。

「コブラ」は、左腕に特殊な高性能光線銃「サイコガン」をつけた伝説の宇宙海賊コブラが、相棒のアーマロイド、レディとともに銀河を駆けめぐり活躍する、アメコミ風のSFアクション漫画。1978~84年まで集英社の少年漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載し、その後もさまざまなコミック誌で続編が掲載され、2018年4月時点での単行本の全世界累計発行部数は5000万部を超えている。1982年には劇場版アニメーション映画とテレビアニメシリーズ「スペースコブラ」が放送されたほか、2010年にもテレビシリーズが放送されている。

OCSは、既存のアニメや漫画、ゲームをWeb3.0化し、ファンとクリエーターがともに作品を盛り上げることを目指すプロジェクトで、8月に立ち上げ。第1弾には9月に劇場公開と動画配信サービス「Netflix」で配信されたアニメーション映画「雨を告げる漂流団地」のNFTを発売し、発行数の1111個を1時間で完売している。

「コブラ」のNFTの詳細は後日発表される。OCSでは、今後も多彩なコンテンツとのコラボレーションNFTをリリースする予定とのこと。またさまざまなクリエーターとコラボし、オリジナルコンテンツを制作していくNFTファンコミュニティー「ANITOKYO」とも連携し、プロジェクトを発展、拡大していく予定という。