米Mastercard、表面をNFTでカスタマイズできるデビッドカード提供へ

2022/09/28

クレジットカード大手の米Mastercard(マスターカード)は9月25日、カードの表面デザインをNFTでカスタマイズできるデビッドカードを提供すると発表した。Mastercardが利用できる世界中の9000万以上の場所で利用が可能という。

暗号資産アプリ「hi」と提携して発行する。カードの所有者が持っているNFTのアバター画像をカード表面にデザインすることができ、決済時には、円などの法定通貨のほか、法定通貨と値動きが連動するブロックチェーン上の通貨「ステーブルコイン」や暗号資産にも対応する。利用額に応じて最大10パーセントのキャッシュバックや、ストリーミング音楽配信サービス「Spotify」、動画配信サービス「Netflix」「Disney+」など100以上のデジタルサブスクリプション、5つ星ホテルでの特典などが用意されているとのこと。

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今後は、国際銀行口座番号を通し、入金sされる資金を好きな暗号資産に分割する方法の選択できるようになる予定という。まずはイギリスと欧州経済領域(EEA)地域のhiの会員から提供を始め、現在はウエイティングリストを公開中。

Mastercardは2021年以降、暗号資産やNFTなどのデジタル資産関連の取り組みを拡大させており、同年9月には初のNFTを発行。また1月には大手暗号資産交換所の米コインベースと提携し、コインベースが21年10月に立ち上げを発表したNFTマーケットプレイス「CoinbaseNFT」での支払いに、クレジットカード決済の導入を目指すと公表していた。4月には社名やロゴ、「PRICELESS」のキャッチコピーなどを含むメタバース関連の商標15件を申請。6月には、Web3.0に決済ネットワークを導入し、複数のNFTマーケットプレイスでの決済に同社のクレジットカードやデビットカードが使用できるようになったと発表している。