暗号資産「ASTR(アスター)」が上場、bitbankで9月26日から取り扱い開始

2022/09/26

暗号資産取引所「bitbank」を運営するビットバンクは9月26日から、暗号資産「ASTR(アスター)」の取り扱いを始める。アスターは、異なるブロックチェーン同士をつなぐポルカドットのパラチェーンで、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network(アスターネットワーク)」を手がけるStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)が開発している。

アスターは、世界で3番目に接続枠を獲得しているパブリックブロックチェーンプロジェクト。独自に考案したステーキングスキームであるdAppsステーキングやトランザクション手数料の支払い、ガバナンス投票などに使用することができる。9月9日時点の時価総額は192億4237万7268円で、単価は5.19円。Astar Networkに対応する。

またStake Technologiesは26日、ASTRのbitbank上場を記念した広告を日本経済新聞に掲載。「かつて、この国の代名詞は『ナンバーワン』だった」から始まり、渡辺創太最高経営責任者(CEO)によると「想いに共感いただいた日本の329社/プロジェクト」がロゴを提供。句読点までこだわって文面を考えたとのことで、紙面からNFTの配布も行う。

渡辺CEOは自身のTwitterで、広告にも掲載した「社会がもっと開かれたものにしながら、全ての個人がチャンスを得られるようにする「革命」。経済、文化、政治、組織。既存の仕組みが、大きく変わるためのきっかけ」というWeb3.0に対する思いを明かし、各社にロゴ使用の協力を得た広告も「Web3.0らしくコミュニティーの『公共物』としたい」と言及。そうした思いから、あえて広告には「アスター」の名称を入れていないともコメントしている。