米ユニバーサル・スタジオ、ハロウィーンイベントでNFTハント提供

2022/09/22
画像 Shutterstock

米人気テーマパークの「ユニバーサル・スタジオ・フロリダ」は、ハロウィーンに向けたイベント「ハロウィーン・ホラー・ナイト」で限定NFTを配布している。合計で約700万個のNFTを提供する。

NFTは、Web3.0インフラプロバイダーのMoonPayと提携し、発行。テーマパーク内に隠された7つのQRコードをスキャンすると、それぞれから1枚ずつハロウィーンのキャラクターやお化け屋敷などがデザインされたNFTが発行される。NFT全部集めると、特典NFTがボーナスでアンロックされる。

来場者は、ブロックチェーンなどの知識がなくともNFTを収集できるとのこと。ハロウィーン当日の10月31日夜まで実施する。

NFTは、MoonPayのNFT作成プラットフォーム「HyperMint」で発行。発行数は約700万個近くなる予定で、MoonPayによると「イベント参加の証明のNFT数としては世界最大規模」と述べている。また、こうした「参加席証明プロトコル(POAP)NFT」は、今後NFTがイベントのチケット販売に変革をもたらす使用例として拡大しつつあるという。

HyperMintの共同設立者でゼネラルマネジャーのSemyon Germanovich氏は「ユニバーサル・スタジオとのコラボレーションは、大企業が新しいNFTコレクションを市場に投入する方法におけるパラダイムシフトを示すもの」とコメントしている。