米KKRとセキュリタイズ、デジタルトークン活用の新ファンド立ち上げ
西沢 裕子
2022/09/14
米投資ファンドKKRが、ヘルスケア戦略成長ファンドの一部を、ブロックチェーンのアバランチ上でデジタルトークン化する。デジタル証券の発行や売買を手がける米セキュリタイズと提携し、同ファンドの持ち分をトークン化してファンドを立ち上げると9月13日に発表した。
新ファンドは、セキュリタイズのデジタル資産運用部門であるセキュリタイズ・キャピタルが運用する。トークン化することで最低投資金額の引き下げられるため、従来は大規模な機関投資家や富裕層しか利用できなかったプライベートマーケットファンドに個人の投資家が利用しやすくなるという。
KKRのマネージングディレクター兼米国プライベートウェルス共同代表のDan Parant氏は、新ファンド立ち上げに際し「運用の非効率性をデジタル化し、個人投資家の使い勝手を向上させるブロックチェーン技術は、プライベート市場の将来において重要な役割を果たす可能性を秘めている」とコメント。またセキュリタイズの最高経営責任者(CEO)であるCarlos Domingo氏は、「トークン化により機関投資家向けの高品質な商品により効率的にアクセスできるようにすることで、プライベートマーケットへの投資を目指す個人投資家の課題の多くを解決する可能性がある重要なステップになる」と述べている。
セキュリタイズは、デジタル資産証券の発行、管理、取引のためのブロックチェーンプラットフォームを提供するデジタルアセット証券会社。
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