お世話するとマリモが成長するNFT「marimo」1万点が約7分で完売

2022/09/12

テクノロジー企業のアルは9月8日、新しいNFTプロジェクト「marimo」を正式リリースした。時間の経過とともに成長していくNFTで、発売から約7分で1万点を完売している。

marimo は「NFTに興味があるけど、何から始めたらいいか分からない」というNFT初心者でも楽しめるような仕組みを重視し、9月7日にプレリリース。水槽に入ったマリモがモチーフで、時間が経つにつれマリモが成長していく。水槽は少しずつ汚れていくので、一定期間が経つと水を替える必要があり、水を替えた履歴はブロックチェーン上に記録される。

育てたmarimoは、他の暗号資産ウォレットへ譲渡したり、大手NFTマーケットプレイスOpenSeaなどの外部マーケットプレイスを利用して二次流通させたりすることもできる。

NFTに詳しくないユーザーでも手軽で安心して入手できるよう、NFTを所有したりマリモを育てたりする楽しみに重点を置いたとのこと。買いあおりなどによる短期的な売り切れを防ぐため、国内のNFTのリリースとしては多量の1万点を用意。マリモの成長を見守ることで、値動きをチェックして転売するよりも、長期的にNFTを保有すること自体を楽しめる。また、ユーザーがコミュニティーへの参加に時間を取られすぎないような設定にもなっているという。

完売は予想外とのことだったが、二次流通も活発で、OpenSeaではすでに111ETH(約2690万円)が取引されている。モチーフであるマリモは生育環境が限られ特別天然記念物に指定されていることから、NFTの一次販売における収益の10パーセントは地球環境保護団体へ寄付。8日終値のレートに基づき、233万7430円を寄付する予定という。

アルは今後も、投機目的にはならないサービス施策を行うとのこと。アルは、マンガメディア&コミュニティ「アル」、クリエーターのためのオンラインコワーキングスペース「00:00 Studio」、ポートフォリオECサイト「elu」などの運営を手がけている。