フォント制作のモリサワとNFT企業のAnifie、BAYC独自NFTフォント作成
西沢 裕子
2022/09/07
書体制作大手のモリサワの米国法人、Morisawa USAとNFT関連企業の米Anifie, Inc.は9月6日、協業を発表。人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」向けのNFTフォントの生成を手がける。
制作したフォントは、BAYCの世界観を表現した独自のNFTフォントとのこと。フォントを使用したBAYCの作品「Ape #3267」が、Anifieのマーケットプレイス上で展示されている。
また、Morisawa USAのNFTフォントと「Ape #9711」のNFTを組み合わせた、二次コンテンツのNFTも作成。Anifieで特許出願中の新技術は、2つ以上のNFTを組み合わせて新しく二次コンテンツとしてのNFTを生成することが可能で、セレブのアバターに高級ブランドのデジタルファッションを着せた新しいNFTを作るといった、NFTの新しい楽しみ方も可能になるという。
同技術は、二次コンテンツの生成の権利が付与されたNFTアートに、Morisawa USAのNFTフォントを使って自分だけのメッセージを追加するといった使用法もある。NFTアートをプレゼントとして贈る際に、カスタムフォントのメッセージをつけたり、Anifieが企業向けに提供しているメタバース上で表示や取引したりするといった用途も想定しているという。
モリサワが開発したフォントは、文字の形がわかりやすく誰にでも読みやすい工夫を凝らした「UD(ユニバーサルデザイン)フォント」が4月から、米グーグルのフォントサービス「Google Fonts(グーグルフォント)」にも起用されている。
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