CryptoNinja、アニメの概要発表 2種類のNFTを活用してクリエイターを支援

国内最大規模のNFTコミュニティから生まれたアニメ製作委員会「CryptoAnime Labs」は8月31日、制作中のアニメーション「CryptoNinja(クリプトニンジャ)」のビジュアルやメインスタッフなどの概要を発表した。

正式タイトルは「CRYPTONINJA 咲耶」で、人気NFTキャラクターの咲耶、ネム、シャオランをメインキャラクターとして起用する。

CryptoNinjaは「イケハヤ」こと、投資家のイケダハヤト氏が中心となって手がける忍者をテーマにしたNFTコレクション。CryptoAnime Labsは、イケダ氏が代表が務める「日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」社や、ブロックチェーン領域のクリエイティブを担うTHE BATTLE社、アニメ制作会社のファンワークスなどが共同で設立した、Web3時代に対応したアニメ制作委員会だ。

CryptoAnime Labsのアニメ作りの特徴は、NFTを活用したクリエイターらへの金銭的な支援にある。

第1弾となるCryptoNinjaでは、アニメ制作委員会の一員になれる「パスポートNFT」と作品専用の「手裏剣NFT」を発行。パスポートNFTのホルダーは、さらに作品ごとに「手裏剣NFT」をステーキングすることで、自分の好きな企画を支援先として選べるという。

今回の発表では、パスポートNFTの購入権利獲得の事前申し込みが、1週間で約2000人だったと明かされた。

アニメのあらすじは、忍者の町「甲賀シティ」で、ゆるく暮らしているメインキャラ3人が、ある事件をきっかけに力を合わせて立ち上がり、アクションを展開するというもの。

アニメの制作スタッフとして、監督に野中晶史さん(テレビアニメ「ダイナ荘びより」監督など)、脚本に細川徹さん(大人計画所属。テレビアニメ「深夜!天才バカボン」脚本など)を起用することが発表された。