アニメ関連企業A3がNFTプロジェクト　映画「雨を告げる漂流団地」で発売

アニメーション関連企業のA3は8月15日、NFTプロジェクト「Otaku Culture Studio」を発表。第1弾として、9月16日に公開、Netflix配信するアニメーション映画「雨を告げる漂流団地」のNFTを発売する。

Otaku Culture Studioでは、日本のアニメやマンガ、ゲームコンテンツをWeb3.0化し、才能あるクリエーターを支援するとともに、ファンが制作に関われる機会の提供を目指す。既に、さまざまなコンテンツとのNFTコラボレーションが決定しており、日本産コンテンツの魅力をグローバルに発信していくとのこと。

Otaku Culture Studio NFT保有者には、ARアプリで表示できるオリジナルARフィギュアや保有者限定のファンコミュニティーへの招待、保有者限定グッズの制作への参加などの特典がつく。また、別NFTの優先購入権を提供するほか、A3が手掛けるオリジナルIPによるNFTプロジェクト「ANITOKYO」とのコラボを予定しているという。

「雨を告げる漂流団地」は、2020年にNetflixで配信され、世界の30以上の国・地域以上で再生回数の多い映画ランキングTOP10に入るなど好評を博した映画「泣きたい私は猫をかぶる」を制作したスタジオコロリドの長編アニメーション映画の第3弾。小学6年生の幼馴染、航祐と夏芽、その仲間たちが取り壊し前の団地に入り込んだことから始まるひと夏の冒険物語で、9月16日に全国公開されるほか、Netflixでも世界へ向け配信する。

NFTは9月13日から先行販売予定で、ホワイトリスト（先行販売リスト）への事前登録を受け付け予定。本販売日は9月16日。