DDTプロレスが王座への挑戦権をNFT化 「超RIZIN」はメイウェザーVS朝倉未来戦のNFTチケット発売

2022/08/16

プロレス団体のDDTプロレスは8月15日、チャンピオンへの挑戦権をNFTアート化したと発表した。DDTの最高峰の王座であるKO-D無差別級選手権へいつでもどこでも挑戦可能な独自システム「いつでもどこでも挑戦権」を保持する証となるという。

DDTは、“文化系プロレス”をうたい、エンターテインメント色の強いユニークな演出で人気のプロレス団体で、現在のKO-D無差別級王座は7月に初戴冠した樋口和貞選手。8月14日に東京・後楽園ホール大会で開催された大会「Road to PETER PAN 2022 in KORAKUEN~みんなで声出そう!~」で「いつでもどこでも挑戦権」争奪バトルロイヤルが行われ、総合格闘家の青木真也選手が挑戦権を獲得し、NFTアートが贈呈されている。NFTはイーサリアム上で発行したとのこと。

青木選手の「いつでもどこでも挑戦権」は2023年いっぱいでの期限で、いつでも樋口選手に挑むことが可能。しかし、挑戦権は試合の外でも適応されるため、樋口選手が青木選手以外との試合やDDTではない団体との試合で敗北した場合、勝利選手に王座が移動し、NFTの保有権も譲渡されることもあるという。

また、音楽アーティストのファンサイト運営を手掛けるFanplusは、9月25日にさいたまスーパーアリーナにて開催される「超RIZIN / 湘南美容クリニック presents RIZIN.38」を最前列で観戦できるNFTデジタルチケットを、NFTマーケットプレイス「Fanpla Owner」でオークション販売する。

同大会では、フロイド・メイウェザー選手と朝倉未来選手の対戦などが行われる。NFTデジタルチケットには所有者限定特典として、同大会の写真を収めたデジタルフォトブックや、試合後の選手の特別映像の視聴がつく。

大会終了後の他のユーザーとの売買も可能で、大会終了後に配信される所有者限定特典は、二次流通でNFTを入手したユーザーも視聴可能とのこと。最低落札価格は100万円で、8点発売予定。決済は、イーサリアムとクレジットカード、銀行振込に対応。