スターバックス、コーヒーNFTなどWeb3.0構想を9月発表

2022/08/05

米スターバックスは2日に行った決算説明会で、9月13日にシアトルで開催する「インベスターデー」でコーヒーをテーマにしたNFTを含むWeb3.0構想を発表すると明かした。同社の実質的な創業者で4月に最高経営責任者(CEO)に復帰したハワード・シュルツ氏など経営陣が財政状態や経営状態を説明するほか、質疑応答も予定しているという。

スターバックスは4月に開いた同社従業員とのオープンフォーラムで、新戦略の一つとしてNFTへの参入方針を公表していた。NFTは単なるデジタルコレクティブルとしてではなく、所有者に限定コンテンツや特典を提供するものになるとも言及。NFTの活用により、顧客が店舗と接する、時代に即した新しいツールを手に入れることができると説明していた。また、22年末までに独自のデジタル資産を立ち上げる意向も明かしている。

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スターバックスでは現在、顧客はアプリや店舗での飲み物などを購入すると、リワードの「Star」を獲得でき、無料ドリンクなどと引き換えることができる。NFTは、Starのシステムの一部に組み込まれるとみられる。

スターバックスは電子決済の「モバイル・オーダー&ペイ」を他サービスに先駆けて導入した実績がある。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、モバイル注文の売り上げ割合は過去最高に達したという。NFTプロジェクトには、モバイル・オーダー&ペイシステムとスターバックスアプリの設計者であるAdam Brotman氏が特別顧問として参加する。

シュルツ氏は決算説明会で「我々は、既存の業界をリードするデジタルプラットフォームを構築し、新しいデジタルイニシアチブに取り組んできた」と言及。「他では手に入らない体験を含む幅広いリワードセットを提供し、スターバックスブランドのデジタルコレクティブをリワードのエコシステムと統合できると考えている」と説明している。