泉佐野市がふるさと納税返礼品にオリジナルNFT アート

2022/07/29

大阪府泉佐野市は7月27日、ふるさと納税の返礼品にオリジナル NFT アート 「いずみさの NFT」を提供すると発表した。50 種類のNFT アートを用意し、寄付金額 12 万円につき1点を、泉佐野市のふるさと納税特設サイト「さのちょく」限定で提供する。

提供する NFT アートは、日本発のNFTプロジェクト「Kawaii Girl 」の作者Ame-Chan氏が、泉佐野市をテーマに描いたジェネレーティブアート(アルゴリズムや数学的手法などから生まれる偶然性を取り入れて作られるアート)作品。複数のパーツで構成されており、大阪湾や関西国際空港、離着陸する飛行機が一望でき “恋人の聖地”をかかげている泉佐野市の観光名所「LOVE RINKu」をデザインしている。風景や登場人物などがそれぞれ異なる組み合わせの、合計 50 種類を用意する。

泉佐野市は5月には、8月13~28日に開かれる世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Summer」への出展も発表している。企業出展会場の一つである「パラリアル大阪」内に構築する、実際の泉佐野市に位置する空港を模したエリア内で、泉佐野市と泉佐野市のふるさと納税のPRを行う予定。泉佐野市のふるさと納税返礼品として人気の高い肉や米、ビール、泉州タオルや水ナスなどを3Dモデル化して展開するという。

総務省による2017~19年度の「ふるさと納税に関する現況調査」によると、泉佐野市はふるさと納税受け入れ額が3年連続で日本で最多で、08~20年度の同調査では累計寄付受け入れ額も最多になっている。泉佐野市のふるさと納税は、かつては返礼品に換金性の高いAmazonギフト券を提供していたことが話題になった一方で「社会通念上の節度を欠く」と制度の対象自治体から除外され、裁判にもなっていた。