DMMがブロックチェーン「Oasys」へ出資、Web3.0活用へ

2022/07/14

DMM.comは7月12日、日本発ゲーム特化型ブロックチェーンプロジェクト「Oasys」へ出資したと発表した。出資額は非公表。DMM.comが取り組むWeb3.0プロジェクトの基盤チェーンとしての活用を見据えるという。

Oasysは、独自開発のアーキテクチャーを使用し、ゲームをガス代(取引手数料)無料で高速にプレーすることが可能になる、ゲームに特化したブロックチェーンプロジェクト。トランザクション手数料と実行待ち時間のハードルをなくすことで、これまでNFTやブロックチェーンゲームに触れてこなかったIPファンにもコンテンツを届けやすくなるという。またブロックチェーンを活用したゲーム内決済や、NFTアイテムに関わるマルチチェーン対応、他ゲームとの連携も容易になる。

DMM.comは、速度や手数料などのGameFiの開発、運営にかかわる課題の解消や、Web3.0領域における日本のゲームやIP特有の事情と課題に精通したプロジェクトチームの存在を評価し、投資に踏み切ったという。DMM.comは6日に、Web3.0事業を推進する新会社の設立を発表している。GameFiの開発に着手し、2023年春ごろのリリースを目指している。

新会社ではWeb3.0の特徴である分散化や、これまで金銭的な評価がされなかった行為や個人へのトークンインセンティブによる還元などを生かした事業を行う。独自トークンを軸とした経済圏を構築し、GameFiとGameFiプラットフォームの開発や運営、各種NFTプロジェクトやX2Eプロジェクト、Web3の起業家やコミュニティー、クリエーターとの共創プロジェクトなどを展開する予定。OasysをそうしたWeb3.0プロジェクトの基盤チェーンに活用することを見据え、今後も協議を行っていくという。

DMM.comでは18年にVR専門の研究開発チーム「DMM VR lab」を設立している。22年3月には、UnityベースのVRコンテンツを配信できるプラットフォームとしてVRメタバースサービス「DMM Connect Chat(ディーエムエム コネクトチャット)」をリリース。インタラクティブな3Dデジタルコンテンツのハブとして、VTuberやボーカロイドなどによるVRライブの開催のほか、トークショーや展示会、ファンミーティング、パブリックビューイングなどをはじめとするイベントの開催が可能なプラットフォームになるという。