独Siemensと米NVIDIAが提携、企業用メタバースサービス提供へ
ドイツの重電大手Siemens(シーメンス)は6月29日、米半導体大手のNVIDIA(エヌビディア)と提携し、メタバースの企業向けサービスを提供すると発表した。製造ラインや発電設備をメタバース上で再現する、Siemensの「デジタルツイン」技術の拡充を目指す。
Siemensが同日に立ち上げを発表した、デジタル技術を統合した新プラットフォーム「Xcelerator(アクセルレーター)」と、NVIDIAの 3D設計の開発プラットフォーム「Omniverse(オムニバース)」を統合。Siemensの物理ベースの設計と、NVIDIAのリアルタイムAI処理により、膨大なデータ解析作業などが可能になり、製品の設計や性能試験などがメタバースで再現、実施できるようになるという。
デジタルツインは物理ベースの数値モデルに基づくため、実際に設備を動かす際の最適な稼働条件の試算などに活用できる。生産性の向上だけでなく、温暖化ガスの排出量削減効果なども期待できるという。
Siemensの社長兼最高経営責任者(CEO)であるRoland Busch氏は提携に際し「あらゆる規模の企業にとっての産業用メタバースを現実のものとする」と言及。「Siemensのデジタルツイン技術は、10年以上にわたりあらゆる業界の顧客の生産性向上に貢献してきた。XceleratorとOmniverseを組み合わせで、ハードウエアとソフトウエアをつなぐ、リアルタイムで没入型のメタバースが実現する」と述べた。
またNVIDIAの創業者兼CEOであるJensen Huang氏は「NVIDIAのOmniverseとAIエコシステムは、Siemensの機械や電気、ソフトウエアやソリューションを使用して、産業オートメーションの新しい世界を開く」コメントしている。
- 墨とCGで、生身の身体とデジタル空間がリンクする世界を描くNFTアーティストNY_さん【NFT.NYC】
- フィナンシェ、独自トークンで保有数に応じた「グレード特典」提供開始
- 【NFTトレンディ】NFTの標準規格「ERC721」「ERC1155」とは何か?
- リアル世界と連動する不動産系メタバース「Upland」の魅力に迫る
- 【NFTトレンディ】2022年参院選 各政党はWeb3をどう取り上げているのか?
- 【NFTトレンディ】「眠って稼ぐ」Sleep to Earnアプリ紹介
- 落合陽一氏、NFT素材のアート作品を展示する「ヌル即是色色即是ヌル」開催
- エイベックスが「The Sandbox」にテーマパーク構想 浜崎あゆみらのNFT発売
- 油絵の世界からやってきたGoro氏が予想する「今後50年のNFT」【NFT.NYC】
- アニモカブランズジャパン新CEO、元ライフネット岩瀬大輔氏が就任
- 「暴走東京」渋谷スクランブル交差点をハック XR×NFTの仕掛け人に聞く
- 【NFTトレンディ】NFTの標準規格「ERC721」「ERC1155」とは何か?
- リアル世界と連動する不動産系メタバース「Upland」の魅力に迫る
- 墨とCGで、生身の身体とデジタル空間がリンクする世界を描くNFTアーティストNY_さん【NFT.NYC】
- 【NFTトレンディ】「眠って稼ぐ」Sleep to Earnアプリ紹介
- 【基礎から解説】ブロックチェーンプラットフォームとは?
- フィナンシェ、独自トークンで保有数に応じた「グレード特典」提供開始
- 【NFTトレンディ】2022年参院選 各政党はWeb3をどう取り上げているのか?
- NFT市場は2030年には約32兆円に 米調査会社予測
- 油絵の世界からやってきたGoro氏が予想する「今後50年のNFT」【NFT.NYC】
- 「暴走東京」渋谷スクランブル交差点をハック XR×NFTの仕掛け人に聞く
- 【NFTトレンディ】NFTの標準規格「ERC721」「ERC1155」とは何か?
- 「アートとは脳の認知革命」村上隆さんのNFT作品を体験できる個展、NYで開催
- リアル世界と連動する不動産系メタバース「Upland」の魅力に迫る
- 油絵の世界からやってきたGoro氏が予想する「今後50年のNFT」【NFT.NYC】
- NFT市場は2030年には約32兆円に 米調査会社予測
- 【基礎から解説】ブロックチェーンプラットフォームとは?
- ブロックチェーン活用の地図サービス「Hivemapper」が約22億円調達
- NFTとメタバースが「詩」の未来を変える? 詩人・黒川隆介さんに聞く
- NFTアーティスト「Beeple」初のフィジカル作品「HUMAN ONE」、約32億円で落札 史上2位