NFTはアスリートとファンのつながりに貢献 Candy DigitalのCEO発言【NFT.NYC】

米ニューヨークで開催中のNFTに関する世界最大規模のイベント「NFT.NYC 2022」 で6月23日、「The future of fandom with NFTs」と題したフォーラムが開催。NFT販売企業のCandy Digital(キャンディデジタル)のScott Lawin最高経営責任者(CEO)らが登壇し、NFTはスポーツチームやアスリートとファンとのつながりに貢献すると述べた。

Candy Digitalはスポーツ関連企業の米Fanatics(ファナティクス)の子会社で、米メジャーリーグや米モータースポーツのNASCAR、米プロレス団体のWWEと提携しており、スポーツ分野に強みを持つ。Lawin氏は、過去2年間に多くのチームやリーグが「ちょっとしたゴールドラッシュ精神」でNFT事業に殺到し、大きな収益を上げたと説明。一方で「一部のチームやリーグは、NFTがファンのエンゲージメントとどのような関係があるのか、ブロックチェーンベースのトークンが実際に何を意味するのかを考えず、収益面だけに注視していた」と指摘した。

NFTは経済的な価値だけでなく、ファンの愛する競技やチーム、アスリートと結びつけるものであり、アイデンティティーやコミュニティーの一部であるという。ファンとの強い関係性の構築のために「パートナーやチーム、リーグ自体が努力しなければならない」とも述べた。

2017年にNFTトレンドをけん引した「CryptoKitties」や「NBA Top Shot」などの人気NFTトレーディングカードゲームを手がけるDapper Labsの副社長、Jorge Urrutia del Pozo氏は、同じスポーツファンといっても、1つのゲームプレーも見逃さないハードコアなファンから事実上何も知らない人まで範囲は幅広いと前置きしたうえで「ファンが購入するNFTは、技術的な製品やコードのセットとは異なるということが、伝えるべき重要なメッセージの一つ」と言及。「ファンたちが買っているのは、彼らが情熱を注いでいる『もの』。それこそが、私たちがマーケティングすべきものだ」と語り、感情面へアピールするようにしていると明かした。

NASCARレーサーで、7月にNASCAR Xfinityシリーズのレーサーとして初めてNFTコミュニティーのスポンサーになることが決まっているJulia Landauer氏は、スポーツ界にNFTが普及した主な要因は「ブランドコンテンツとIPによるもの」だと解説。最近の暗号資産の下落相場により成長の阻害になるかもしれないが、チームやアスリートへのファンの支持により、NFTは今後5年でより多くのカーレーサー、また特に常勝とはいえないアスリートが利用するようになるとの見解を述べた。

また暗号通貨取引所FTX USのKiernan Fitzsimons氏は「NFTは投資目的でない人や金融市場に興味がない人にとって、今後も最高のツールの一つであり続けることは明らか」だと言及。FTXは今後数年間で、スポーツやアスリート関連の商品をさらに展開する予定と明かした。

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