Animoca Brands、教育系配信プラットフォームTinyTap買収

香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)は6月16日、教育コンテンツ配信プラットフォームを提供するTinyTapの発行済み株式の80.45パーセントを取得したと発表した。出資額は3887万5000ドル(約5246億7000万円)で、Animoca Brandsによる株式保有率は 84.13パーセントになる。

TinyTapはイスラエルのテルアビブを拠点に2012年に設立。教育関係者が主に幼稚園児から小学6年生向けの教育コンテンツを作成、投稿できるuser-generated content (UGC)形のプラットフォームを提供しており、コンテンツが使用されると、作成者は収益が得られる。英オックスフォード大学出版局やセサミストリートなどの出版社の約20万以上の教育コンテンツが配信されている世界最大級のプラットフォームで、登録数は世界で820万世帯以上。

新型コロナウイルスの感染拡大により、遠隔地による学習の選択肢として注目を集め、世界的な登園や登校停止が広がった20年3月ごろから需要が急増。今後は学習者の対象年齢拡大を推進するという。

Animoca BrandsはTinyTapの買収を契機に、ブロックチェーンベースのUGC教育コンテンツ事業の確立を目指す。政府や一部企業による利益相反などの影響を受けない、独立性の高いコンテンツの作成や、コンテンツをNFT化することによるデジタル所有権なども確立。またブロックチェーン上のアセットは相互運用が可能なため、他社との協業や異なるプラットフォームでのコンテンツ提供の機会も広がるという。コンテンツ制作者が報酬を受け取れる環境を構築することで、世界的な教師の人材不足の解消にもつながるとのこと。

Animoca Brands共同創業者のYat Siu氏は「教育関係は、クリエーターとトレーダーが最も多いコンテンツのうちの一つ。TinyTapの買収により、世界中の教育者にブロックチェーンを活用した新たな機会を提供して課題を軽減し、子供たちのための充実した学習機会を提供する」とコメント。またTinyTap最高経営責任者(CEO)のYogev Shelly氏は「TinyTapの創業以来、従来の教育システムと不十分な予算の制限から教育者を解放するために活動してきた。Animoca Brandsの一員となることでこのビジョンを推進し、学校や政府から独立した、教育者自身が所有して主導する新しい教育システムを構築していきたい」と述べている。

個人情報登録についてプライバシーポリシーに同意してご登録下さい

個人情報登録についてプライバシーポリシーに同意してご登録下さい

Ranking

Event

読み込み中... 読み込み中…

個人情報登録についてプライバシーポリシーに同意してご登録下さい

個人情報登録についてプライバシーポリシーに同意してご登録下さい