世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット」12月3〜18日開催

パラリアルパリ イメージ画

VRサービスの開発ソリューションを提供するHIKKYは6月8日、メタバース上で開催される世界最大級のVRイベント「バーチャルマーケット2022 Winter」を12月3〜18日に開催すると発表した。「札幌」「名古屋」「パリ」の各都市をメタバースで表現した、3会場で行う。

現実世界の実在都市をメタバース上で再現する「パラリアルワールドプロジェクト」の一環として、3都市を「パラリアル」化する。パラリアルは同社が提唱する「パラレルワールド(並行世界)」と「リアル(現実世界)」を組み合わせた造語で、現実世界の都市をメタバース上の都市として解釈し直すことで、現実とメタバースの良いところを表現した新しい都市をデザインするという。パラリアルワールドプロジェクトでは、5年以内に世界の100都市のメタバース化を目指している

バーチャルマーケットは、メタバース上の会場でアバターも含めた3Dアイテムや実際の商品を売り買いできるVRイベントで、2018年から開催。来場者数は世界中から100万人を超えており、ギネス世界記録を保持している。買い物だけでなくバーチャルの乗り物に乗ったり音楽ライブへ参加したりなど、メタバースならではの楽しみ方も提供。来場者間の音声によるコミュニケーションもでき、現実世界で一緒に街を巡っているかのような臨場感が得られるという。

今回はテーマを「NEXT Journey」に設定し、旅立ちや旅行の要素をふんだんに使った演出を予定している。ソーシャルVRアプリ「VRChat」上で開催し、スマートフォンなどからも来場できるブラウザ会場も用意される。バーチャルマーケットは20年には国際的なVR表彰式「VR AWARDS」のマーケティング部門で最優秀賞、国内の「XR CREATIVE AWARD 2020」で最優秀賞を受賞している。

HIKKYは18年に設立。21年11月にNTTドコモを引受先とする第三者割当増資を実施し、65億円を調達している。同時にドコモとは資本・業務提携を結び、3月には同社が提供するマルチデバイス型メタバース「XR World(エックスアールワールド)」に企画・制作・開発パートナーとしての参画も発表。またJR東日本と共同で、秋葉原駅をメタバースで再現する「Virtual AKIBA World(VAW)」なども手掛けている