Bリーグ広島ドラゴンフライズ、海外プラットホームでNFTを販売

日系企業のNFT海外進出支援事業などを手がけるRBBC香港は6月から、男子プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」のチーム「広島ドラゴンフライズ」のNFT販売を始める。海外のNFTプラットホームや専用サイトで販売する予定。

RBBC香港は、中国とアジア各国や日本との間のビジネス交流や貿易、技術提携、M&A、コンサルティングなどを展開している。昨今は、新型コロナウイルスの感染拡大による観客動員数減少を補うため、新しい顧客の開拓やアプローチ手法などを模索しているゲームやアニメ会社、芸能プロダクション、プロスポーツチームのNFT海外進出などの提案やプロジェクト推進、技術支援などの案件が急増しているという。

中でもプロスポーツチームは、観客数への規制などから売り上げの減少が大きく、国内でもNFT導入の事例が増えている。海外市場へのNFT販売を通じて、世界各地でのファンの獲得や海外選手への認知度アップ、新たな売り上げ機会の向上、地域貢献などへの展開を目指すという。

発売されるNFTは、広島ドラゴンフライズの実際の試合でのダンクシュートやディフェンスなど、プレーシーンやハイライトシーンの画像や動画。購入したNFTはコレクションするだけでなく、二次売買もできる。

複数のNFTがランダムに入ったものを「パッケージ」として販売。パッケージ内にはレアなNFTも含まれ、“ガチャ”要素も楽しめるという。初回販売数は300~500アイテムを予定。想定価格は50~100ドル。日本国内のファンも購入しやすいよう、日本円でのクレジットカード決済にも対応する。

プロスポーツ団体やチームによるNFT事業は、2021年末にメルカリとプロ野球パ・リーグ6球団が出資するパシフィックリーグマーケティングが共同で、NFT化したプレー映像やメモリアルシーンなどの動画コンテンツを販売する新サービス「パ・リーグ Exciting Moments β」を発表。北海道日本ハムファイターズ監督の新庄剛志“ビッグボス”は、著名写真家のレスリー・キー氏が撮影したコラボシリーズのNFTを「META ALL-STARS」で発売している。

また、スポーツ配信サービスのDAZN(ダゾーン)が3月、スポーツ特化型NFTマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」の提供を始めたほか、海外ではサッカースペインリーグのFCバルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、コロナ禍で悪化している財政状況改善のためチーム独自のNFTや暗号資産や、メタバースを立ち上げる意向があると明かしている。