文芸春秋、6月にメタバースやNFTのビジネスカンファレンスを開催

文芸春秋は6月21日に、メタバースやNFTのビジネス活用に特化したカンファレンス「『メタバース』が描き出す、ビジネスの新世界~最新サーベイから見えてきた、メタバース、NFTの可能性とビジネス活用の現在地~」を開催する。ゲームチェンジャーやイノベーター、プロフェッショナルなど多様な視点から、メタバースやNFTを考察する。

文芸春秋の100周年を記念して開催し、大手コンサルティング企業のPwCコンサルティングが協賛する。エンタメやゲーム、小売業界などを中心にメタバースの事業化に向け動き出す企業が増え、毎年恒例の「現代用語の基礎知識選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」の2021年の候補に「NFT」がノミネートされるなど、身近なものになりつつある。文芸春秋は開催の理由を「総合メディアとしてNFTやメタバースは、今後市場として大きく伸びていく可能性があるため」とコメント。また「市場として盛り上げたいという思いから、まずは準拠したルールなどを企業担当者などに広く知ってもらわなければならない」と述べ、話題を提供するため、アーティストや法律の専門家、議員やインフラ関係など、幅広い登壇者を依頼したという。

カンファレンスでは、ビジネスサーベイ・インサイト「最新サーベイから見えてきた、メタバース、NFTの可能性とビジネス活用の現在地」にPwCコンサルティングの長嶋孝之ディレクターが登壇。講演「NFT、メタバースは、人類の未来、ビジネスの未来に何をもたらすのか?」では、アーティストで東京芸術大学デザイン科准教授のスプツニ子!氏とPwCコンサルティングの田中裕子シニアマネージャーが対談する。

また、メタバースセッション「『メタバース』とは何なのか? ビジネスインパクトと最新動向、そして将来展望」にTMI総合法律事務所のパートナー弁護士の柴野相雄氏、東京エレクトロンCorprate Innovation本部本部長補佐 (Technology担当)の関口章久氏ら、NFTセッション「『NFT』が創り出す、ビジネスの新世界」に衆議院議員でNFT政策検討プロジェクトチーム座長の平将明氏、テレビ朝日インターネット・オブ・テレビジョン局インターネット・オブ・テレビジョンセンター先端コンテンツビジネス担当部長の荒井祥之氏らが登壇する。

開催は午後2時からでオンラインでライブ配信。ビデオ会議システム「Zoom」を使用し、事前登録制で参加費は無料。