MEGAドン・キホーテ渋谷本店、5周年記念でNFTを限定配布

2022/05/11

ディスカウントストアのドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は5月12~15日、MEGAドン・キホーテ渋谷本店の開業5周年を記念し、マスコットキャラクター「ドンペン」のNFTを配布する。555枚限定で、小売業のNFT配布キャンペーンは初という。

ドンペンの5周年限定イラストをNFT化。PPIHの電子マネー「majica」アプリの会員で、1回の会計で税込み5000円以上を購入した利用客が対象。レシートをサービスカウンターで提示すると専用のQRコードを発行し、GMOインターネットグループのGMOアダムが運営するNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」で、NFTを配布する。MEGAドン・キホーテ渋谷本店のみ実施で、 NFTの配布は1人1日1回限り。

また開業5周年の記念イベントとして、12~13日には家電やブランドアパレル、お菓子などが半額以上の割引になる数量限定のスーパータイムセールを実施。14日にはタレントでグラビアアイドルの森咲智美さん、15日にはタレントでモデルのゆうちゃみさんが参加する店頭イベントも開催する。PPIHは今後も、記念イベントなどでのNFT配布を検討しているという。

NFTのキャンペーン活用では、4月末に千葉市の幕張メッセで行われた「ニコニコ超会議2022」で、LINEの暗号資産事業やブロックチェーン関連事業を展開し、NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」を提供しているLVCが、来場者などに特別仕様NFTを配布。10月1日に東京・両国国技館で開催される大相撲、元大関琴奨菊の秀ノ山親方の「琴奨菊引退秀ノ山襲名披露大相撲」で、来場者全員にチケットの半券特典NFTの無料プレゼントなどの例がある。またアメリカでは、小売り大手のウォルマートが1月、独自の暗号資産とNFTの発行準備を進めていると報道されている。