Crypto.com、F1マイアミグランプリで運動エネルギーをNFTに

2022/05/06

暗号資産事業者のCrypto.comは5月4日、5月6日から8日にかけて実施される「FORMULA 1 CRYPTO.COM MIAMI GRAND PRIX 2022」(以下、マイアミGP)とコラボNFTを制作すると発表した。同社は2021年6月にF1のグローバルパートナーに就任。22年2月には9年間のネーミングライツも獲得している。

コラボNFTはマイアミGPの速度、音、データからリアルタイムで生成されたNFTのコレクションになる予定だ。57周の各レースで放出される運動エネルギーから生成するため、全部で57のNFTを生成するという。

Crypto.comの共同創設者兼最高経営責任者であるKris Marszalek氏は「マイアミグランプリにおける私たちの狙いは、データとエネルギー源からリアルタイムで独自のNFTを作成することにより、レースのテクノロジー、エンジニアリング、および経験を(NFTとして)実現させる、という点で画期的だ。ファンやNFT愛好家に、ユニークな芸術、スポーツ、テクノロジーの歴史を勝ち取るチャンスを提供できることを嬉しく思う」と述べている。

加えて、マイアミでのレースを記念するために、8人の地元のアーティストがオリジナルの芸術作品を作成。これらの作品は、5月6日から5月8日までThe Crypto.com NFT Galleryに展示される。F1Crypto.comマイアミグランプリに参加するファンも閲覧が可能だという。