ダンスのWeb 3.0企業Underpark、豪企業と提携しNFTなど展開

2022/04/18

ダンスイベント事業などを手がけるアノマリーと香港のブロックチェーン企業Animoca Brand (アニモカブランズ)の戦略的子会社Animoca Brands KK、PR会社のサニーサイドアップグループの共同出資会社で、ダンス領域のWeb 3.0企業のUnderparkは4月17日 、オーストラリアのシドニーを拠点にするRaxWorld Limitedとの戦略的パートナーシップの締結を発表した。文化やアクション、スポーツ分野のWeb 3.0プロジェクトの開発や立ち上げ、NFTコレクションを展開する。

Underparkは、アノマリーの運営する世界最大規模のダンスバトル大会「DANCE ALIVE series」を軸としたダンスコンテンツを中心に、Web3.0やNFTを活用。ダンスそのものの知財化や印税獲得などを目指して2月に設立された。

アクションスポーツやクリエーターに焦点を当てたブロックチェーンプラットフォーム企業であるRaxWorld Limitedと共同で、ダンサーやファン、フォロワーが交流し、情熱を交流できるプラットフォームの立ち上げを目指す。パートナーシップ締結後の初のプロジェクトは6月から予定されているDANCE ALIVE SERIESで、日本の著名なデザイナーらとパートナーを組み展開するという。ブロックチェーン技術を活用して、DANCE ALIVEでのダンスの動画などをNFT化し、世界のどこででもファンが動画を楽しめるようにするとともに、購入された収益はダンサーがロイヤルティー料として受け取れるようにすることも目指している。

Underparkとアノマリーの代表取締役で、DANCE ALIVEの運営やプロダンスリーグ「第一生命 D.LEAGUE」などを手がけているダンサーの神田勘太朗氏は「RaxWorld LimitedはUnderparkのビジョンと一致しており、WEB3.0の時代におけるダンスのあり方をダンサーの権利とともに作っていくという目標に合致している」とコメント。

またRAX World Limitedの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のAli Gursoy氏は「ダンスコミュニティーはグローバルに成長しており、多くのインフルエンサーがグローバルな才能として浮上している。日本で最初の主要なNFTプロジェクトを立ち上げ、最初のグローバルなダンスNFTプロジェクトを立ち上げることは、エキサイティングな展望だ」と述べている。