SHIBUYA109、「The Sandbox」でLANDとオリジナルNFTのセール開催

2022/04/07

ファッションビル「SHIBUYA109」などを展開するSHIBUYA109エンタテイメントは4月7日に、香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)傘下のNFTゲーム「The Sandbox」内の土地「LAND」に開設を進めている「SHIBUYA109 LAND」の周辺のLANDと渋谷のカルチャーをモチーフしたオリジナルNFTをセットにした「プレミアムLAND」を販売するSHIBUYA109 LANDセールを行う。

7日の午後10時から販売予定。女子高生やギャルファッション、待ち合わせ場所として渋谷の代名詞でもあるハチ公の銅像など4つのオリジナルのNFTアイテムのセットと LANDがセットになっており、限定100組を発売する。

SHIBUYA109エンタテイメントは3月にThe Sandboxと提携し、メタバースやNFT事業に本格参入すると発表している。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限などにより渋谷を訪れる観光客は減少しており、メタバース上にSHIBUYA109を含む渋谷の街を作り上げることで世界中から人を呼び込み、仮想空間だからこそできる新たな体験の提供を目指すという。

今後、SHIBUYA109LANDでは、同社がこれまでリアルで展開してきたネットワークを生かしたアーティストやキャラクターなどとのコラボレーションによるイベント実施やオリジナルNFTの販売、ミニゲームの実施、メタバース上での広告発信などを行う予定とのこと。また、SHIBUYA109を中心に渋谷を表現したNFTアイテム「ネオントイSHIBUYA109」などの販売も予定しているという。

The Sandboxではエイベックスが3月、テーマパーク「エイベックスランド(仮称)」をオープンすると発表。22年春には仮想通貨取引サービス「Coincheck」を展開するコインチェックが、近未来都市「Oasis TOKYO」の一般公開を予定している。また、VRイベント「バーチャルマーケット」などVRサービスの開発企業HIKKYは21年に、メタバース上に実在の渋谷を再現したパラリアル都市を展開している。