Visa、NFTクリエーター支援プログラム提供

2022/03/31

米クレジットカード大手のVisa(ビザ)は3月30日、アートや音楽、映画などの小規模事業者がNFTで事業を拡大することを支援する「Visa Creator Program」を始めた。資金や専門知識などを提供し、小規模事業者のデジタル化促進することを目指す。

対象は、アート、音楽、ファッション、映画などの分野で活躍する起業家で、これからNFT制作に取り組む人だけでなく、すでにNFT制作を手掛けているクリエーターも含まれる。支援対象に選ばれたクリエーターは、Visaの暗号資産や戦略リーダーなどのチームによる、NFTマーケットプレイス間のトレードオフなどの技術や製品に関する指導を受けることができる。また、 NFTクリエーター同士でアイデアの交換や、問題解決を相談できるコミュニティーの構築を行うサポートも提供されるという。また、スタート時に奨学金などを受けることも可能。期間は1年間だという 。

VisaはNFTのエコシステムと商業や小売り、ソーシャルメディアの未来に与える潜在的な影響について研究してきたとコメントしており、暗号資産部門責任者のCuy Sheffield氏は「NFTはクリエーターエコノミーの強力なアクセラレーターになる可能性を秘めている。プログラムを通じて小規模な組織がデジタル商取引の新しい媒体を利用するのを支援したい」と述べている。

また Visa Creator Programに参加したうちの一人で、米ホワイトソックスなどで活躍した元MLB選手でアーティストのMicah Johnson(マイカ・ジョンソン)氏は、「NFTを始めたばかりのころ、この分野で自分を確立するために専門家たちのコミュニティーに頼っていました」と明かし「Visaと協力して、NFTの旅に出る若いアーティストに同じような指導を提供できることをうれしく思う」と話している。