レーサーのフィッティパルディ兄弟、ウクライナ支援へ初のNFT

F1レーサーのピエトロ・フィッティパルディ氏とエンツォ・フィッティパルディ氏の兄弟が、初のNFTシリーズも提供することがわかった。ロシアの侵攻を受けたウクライナの難民を支援するためという。

ブロックチェーンプラットフォームの「Fantom」がフィッティパルディ兄弟のスポンサーになり、Fantom上でNFTを発行する。またシーズンを通し、レーシングスーツとヘルメットにFantomのロゴも掲示する。

NFTのデザインは、スプレーやアクリル絵の具を使ったアーバンアートを制作するアーティスト、Rich氏が担当。Rich氏はサッカー・パリ・サンジェルマンのブラジル代表ネイマール選手などのアートピースなどを手がけている。

NFT は4種類。ピエトロが2020年のサヒールグランプリでF1デビューしたレースなど、フィッティパルディ兄弟のキャリアの初期の功績を記念したものや、21年のバーチャルF1ワールドチャンピオンをイメージした兄弟の王冠をテーマにしたNFT、「The 500」と呼ばれる、ピエトロ氏が21年のインディアナポリス500で最速の新人賞を獲得したことを記念するものなど。所有者はそれぞれ、サイン入りのオリジナルヘルメットやバーチャル世界選手権優勝時のオリジナルステアリング、選手権決勝で着用したサイン入りレーシングポロシャツ、GPウィークエンドでのペアのVIP体験、フィッティパルディ兄弟のバーチャルレース選手権への参加権などの、物理的なアイテムやサービスなどと引き換えることができる。

NFTの売上金は、ウクライナの難民を支援するために国連児童基金(ユニセフ)に寄付される。初のNFT発行にピエトロ氏は、「兄と私は、以前から暗号資産とブロックチェーンに興味があり、経済的自由と、アスリートがファンと関わる手段を盛り上げる可能性に魅了されている」とコメント。「ファンと直接関わることができることがとてもうれしい。これをきっかけに、より多くのアスリートがブロックチェーン技術を活用し、NFTを通してファンへ忘れられない体験と価値ある記念品を提供できるようになることを期待している」と述べている。