ダブルジャンプトーキョー、NFT世界展開に向けAstar Networkと提携

2022/03/24

ブロックチェーン技術を⽤いたNFT事業⽀援を⾏うdouble jump.tokyoは3月23日、⽇本発のパブリックブロックチェーンAstar Networkとパートナーシップを締結。⽇本のコンテンツを⽇本発のチェーンにのせてグローバルに展開させるNFTビジネス展開を目指すために協業すると発表した。

double jump.tokyoはNFTやブロックチェーンゲームの専業開発会社として2018年4⽉に設⽴。人気ブロックチェーンゲーム「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」「BRAVE FRONTIER HEROES(ブレイブフロンティアヒーローズ)」「My Crypto Saga(マイクリプトサーガ)」などの開発や、⼤⼿コンテンツホルダー向けにNFT発⾏や販売、ゲームとメタバース連携を⽀援するNFT事業サービス「NFTPLUS」などを提供している。

Astar Networkは、2022年1⽉中旬にスマートコントラクトローンチした日本発の新興パブリックブロックチェーンで、ブロックチェーン「Polkadot」と接続し、⼿数料の安さが大きな特徴。PolkadotではTotal Value Locked(プロトコルに預けられた 暗号資産の総額)がトップの約1000億円で、国内外で大きな注目を集めている。

double jump.tokyoは今後、Astar Networkを主要なパブリックチェーンの一つとして、IPを活⽤したさまざまなNFTコンテンツを展開予定とのこと。 Astar Network上での具体的なNFTプロジェクトは近⽇公開する。 またAstar Networkのバリデータ(コレーター)の運⽤を⾏い、ネットワークの地理的分散性にも貢献していく予定という。

ブロックチェーン技術を⽤いた事業支援は、LINE傘下でNFTプラットフォーム事業を手がけるLINE NEXT Inc.が16日、グローバルNFTエコシステム実現のため、ソフトバンクやNAVERなど26社との提携を発表。パートナー企業の持つIPコンテンツを基盤にNFTを開発し、ユーザーが簡単な決済方法でNFTの取引ができる環境の提供を目指すという。またソーシャルゲームなど手掛けるドリコムが18日、VRコンテンツなどの企画や開発などを手がけるThirdverseグループとの提携を発表。ブロックチェーンゲームの企画や開発、運営事業を目指すという。