内村航平選手の引退記念NFT発売 NBA公認イラストレーターがコラボ

2022/03/14

体操男子個人総合で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロの両五輪連覇、世界選手権を6連覇し、1月に引退を発表した内村航平選手のコラボイラストや現役最後の演技とサイン入り動画などのNFTが3月17日から発売される。また、次世代アスリート支援をはじめとした内村選手自身の思いを実現していくための特設サイト「KOHEI UCHIMURA PROJECT」も開設された。

発売されるNFTはイラストと動画セットの2種類。イラストの世界大会「ISCAカリカチュア世界大会」で2016年に総合優勝し、NBA公認イラストレーターなどを務めるアーティスト、田村大氏とのコラボレーションアート「Memorial Art of Gymnastics Legend -KOHEI UCHIMURA × DAI TAMURA-」は限定1点の制作。「見る者を沸かせたい」という内村選手の美学が詰まった、体操人生を通じてミリ単位までこだわってきたという鉄棒演技の着地の瞬間と、14年に世界体操5連覇を達成し、最多記録を塗り替えた演技での一連の動きが描かれている。動画セットの「内村航平NFT名誉会員証 with LIVE Sign.」は、内村選手の現役生活最後の舞台として12日に行われた演技会イベント「KOHEI UCHIMURA THE FINAL」で披露した体操6種目の演技動画と直筆映像、メッセージ動画一式がデジタルフォトフレームにセットになっている。

「Memorial Art of ―」は17日午後9時から大手NFTマーケットプレイスOpenSeaでオークション形式で販売。予定最低入札価格は約400万円相当価格のイーサリアムとのこと。「内村航平NFT名誉会員証―」は3月下旬から300点を販売予定。販売価格は8万円で、クレジットカード決済に対応する。購入サイトはともに「KOHEI UCHIMURA PROJECT」からアクセスできる。収益の一部は、トップアスリートたちが競技を超えて学生アスリートの成長を支援する団体「一般社団法人スポーツを止めるな」に寄付される予定という。

内村選手は「KOHEI UCHIMURA THE FINAL」前日、「Memorial Art of ―」の原画を目にし「6種目できてこそ体操と思っていたが、自分を含め見ている皆さまに特に印象に残っているのは鉄棒の着地を決めた瞬間。着地の姿勢と、伸身の新月面宙返りはこだわって取り組んできたことで、自分のこだわりをNFTアート作品にしてもらって感謝しかない」とコメントしている。