実在する巨大ロボット「MEGABOTS」のNFTプロジェクトがスタート

全長4.5メートルの巨大ロボット「MEGABOTS」のNFTプロジェクトが2月15日、スタートする。MEGABOTSのデジタルアートをNFT化して、1000点を専用サイトで販売。NFTの保有者には、実在するMEGABOTSの試乗などリアルな体験も提供する予定で、「ロボットエンターテイメントを共創していくことを視野に入れたプロジェクト」だという。

また、1月にトンガ沖で発生した大規模噴火の被災地への支援として、特別デザインのMEGABOTS NFTをOpenseaでオークション販売。諸経費を引いた販売利益を義援金として寄付する。今後は、災害支援ロボットの開発やメタバース内でのコンテンツの開発なども行なっていきたいという。

MEGABOTSはアメリカのMegabots社が開発した巨大ロボット。全長4.5メートル、重量6トン、出力24馬力で、人が実際に乗り込んで操縦できる。SFの世界が現実に再現されたかのようなロマンあふれる機体として注目を集めている。

今回のNFTプロジェクトは、NFT事業を手がけるCRYPTO& Inc.が、MEGABOTSのレンタルサービスなどを展開する4REと協力して実施する。

Megabots社の創業者、Matt Oehrlein氏は「NFTは、MegaBotsリーグのようなもので、所有権を交換するためのエキサイティングな新しい方法。 MegaBots Japanチームがこれを新鮮な新しいテイクで開始し、世界を驚かせるのを見て本当に嬉しい」とコメントしている。

CRYPTO& Inc.の浅田真理さんは「今回のNFTは2Dだが、今後、実在するロボットを3D化したり、メタバース上でロボットのアバターを出したり、ゲーム化したりと、いろいろな展開が考えられるので、日本発のプロジェクトして発展させていきたい」と期待を述べている。