バンダイナムコがメタバース開発、24年までに150億円を投資
西沢 裕子
2022/02/09
バンダイナムコホールディングスは2月8日、2022年3月期の決算と中期計画を発表した。人気コンテンツ「機動戦士ガンダム」などのファンとつながるための新しい仕組みとして、メタバース開発や構想に、150億円を投資する。
22年から24年までの中期計画では、IPを軸にした戦略を進化させるという。ファンとの接点に、メタバースを活用する。グループの強みである、運営するアミューズメント複合施設やイベント、専門店などのリアル店舗など、ガンダムの情報をIPプラットフォームに集約させる。ファンはアバターに扮して、その情報にアクセスできるようにする。現実世界と融合したコンテンツや新たなサービスを提供し、パートナーにとって最適な「場」となるコミュニティーを構築する。
戦略予算として400億円を投資する予定。そのうち新規IP創出など、価値最大化に向けた投資に250億円、IPメタバース開発やデータユニバース構想に150億円を見込むという。
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