「空飛ぶクルマ」をVRで体験、認知度向上へ三菱地所などが開催

“空飛ぶクルマ”搭乗中イメージ 🄫 Dream On、Deloitte Tohmatsu Group

三菱地所はデロイト トーマツ グループなどと共同で「電動」「自動(操縦)」「垂直離着陸」を一つのイメージとした新たなモビリティー「空飛ぶクルマ」を VRで体験する一般向け実証実験を実施する。東京・丸の内エリアで2月28日と3月1日の2日間開催。

空飛ぶクルマとは、electrical Vertical Take Off and Landinge(eVTOL=電動垂直離着陸機)のこと。都市部での送迎サービスや離島や山間部での移動手段、災害時の救急搬送などでの活用が期待され、実用化に向け官民連携での検討が進められおり、世界各国で機体開発が取り組まれている。一方で、実用性や安全性を含めた一般的な認知や社会受容性が課題となっている。

“空飛ぶクルマ” VR用体験車両イメージ

VR体験では、より多くの人へ理解を広げることを目的に、デロイト トーマツ グループなどが共同開発した空飛ぶクルマのVR用体験車両を用いる。空飛ぶクルマのユースケースの一つとして想定されている地方交通への活用を想定し、空港到着後の搭乗手続きから車内での過ごし方、目的地到着後のアクティビティーまで、VRゴーグルを着用した状態で乗り込むフルダイブ型の仮想飛行体験を提供する。

検証結果を踏まえ、今後は全国各地での取り組みも検討・展開していく予定。