暗号資産取引所FTXがLiquidを買収、日本のユーザー移管
西沢 裕子
2022/02/03
暗号資産取引所大手のFTXは2月2日、日本の暗号資産取引所の Quoineの親会社であるフィンテック企業Liquidを買収したと発表した。
Liquidは日本とシンガポール、ベトナムに拠点を有し、2017年に日本の金融庁から登録を受けた最初の暗号資産交換業者の一つで、19年のグローバルでの年間取引量は600億ドル(約6兆8600億円)強。14年に設立されたQuoine は21年10月に第一種金融商品取引業に登録され、デリバティブ取引のプラットフォームを提供している。日本の法令に準拠したサービス提供のため、FTXの商品やサービスをQuoineのものに統合していく予定。
FTXは2021年9月から、日本国居住者の新規登録を停止していた。FTXの日本の既存ユーザーは3月30日にQuoineのプラットフォームに移行することになる。
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