米MetaがInstagram で3Dアバター提供「メタバースを身近に」
西沢 裕子
2022/02/02
旧Facebookの米Metaは1月31日、運営する画像共有アプリ「Instagram」で3Dアバターを導入したと発表した。すでに3Dアバターを提供しているSNS「Facebook」と同サービスのMessenge機能もアップデートし、アカウントセンターで連携設定して同期させると、各サービスで同じアバターを表示させられるようにもなる。まず米国とカナダ、メキシコのユーザーを対象に展開する。
新しいアバターには顔の形や肌の色などのバリエーションが増え、人工内耳や補聴器、車いすなど、障がい者のための補助器具を追加される。また、NFLと提携し、2月14日のNFLの優勝決定戦、スーパーボウルをテーマにした期間限定の衣装も提供する。
Metaは2021年10月、メタバースに重点を置くことを示すため社名を変更。メタバース構築を目指し世界最速のAIスーパーコンピューター開発を行うほか、FacebookとInstagramでNFT機能を準備しているともいわれている。同社は、今回のアバターのプラットフォーム展開は「メタバースを身近なプラットフォームに加え、VRやARと橋渡しするための第一歩」とコメントしている。
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