米MetaがCOPAに加盟、暗号資産の技術促進へ特許を行使せず

2022/02/01

旧Facebookの米Metaが、暗号資産特許アライアンスであるCrypto Open Patent Alliance(COPA)に加盟することが、1月31日わかった。COPAの取締役会にも加わる。代表はライセンスとトランザクショングループを管理するShayne O’Reilly氏が務める。

COPAは、暗号資産技術の採用と進歩を促進し、成長と革新の障壁になる特許をなくすために結成された非営利団体。大手テクノロジー企業や金融サービス機関などをつなぎ、暗号資産のイノベーションの保護と促進へ業界を超えた取り組みを進めている。MetaはCOPAへの加盟により、自衛目的を除いて暗号資産のコア特許を行使せず、誰でも自由に技術を使えるようにする。

米ニュースメディアのコインデスクによると、この加盟はMetaが仮想通貨サービス「Diem」の提供を断念し、知的財産を売却したことによるという。