NFTプラットフォーム「Kollektion」が約7.4億円調達、技術強化へ

2022/01/27

NFTプラットフォーム「Kollektion」を提供するKLKTNは1月26日、640万ドル(約7.4億円)の資金調達を行った。KLKTNの累計調達金額は1050万ドル(約12億円)になる。調達した資金は、技術面の強化に使うという。

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元ソフトバンクグループ副社長の佐護勝紀氏と香港のブロックチェーン企業Animoca Brands(アニモカブランズ)をリードインベスターに、人気NFT「NBA Top Shot」を開発したNFTスタートアップのDapper Labsなどが投資した。元ライフネット生命共同創業者の岩瀬大輔氏が、音楽プロデューサー兼ソングライターのジェフ・ミヤハラ氏やDapper Labsでブロックチェーンゲーム「Cryptokitties」の開発に携わったファビアーノ・ソリアーニ氏と共同創業したKLKTNは、2021年7月にKollektionを運営開始。ミュージシャンの大沢伸一氏やMIYAVI氏、韓国の人気俳優のカン・ドンウォン氏などのNFTアイテムを発売するほか、同年12月には漫画誌「週刊ヤングマガジン」と連携し新連載漫画のNFTなども扱っている。

佐護勝紀氏は「ブロックチェーンとして環境への負荷が少ないFlowを採用し、金融、テクノロジー、音楽、それぞれの第一線で活躍してきた経営陣が主導するKLKTNの可能性に期待している」と述べている。KLKTN は22年中にも、Kollektionでの二次流通やオークション機能、コミュニティイベント活性化を目的とした新機能の実装を予定している。