元Gumiの國光氏が「國光DAO」 Web3.0・メタバースのユニコーン目指す分散型自律組織

ブロックチェーン技術を利用したNFT事業やクラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を展開するフィナンシェは1月24日、代表取締役の國光宏尚氏による分散型自律組織「國光DAO」の創設とトークンの発行、販売開始を発表した。

國光氏はスマートフォンゲーム事業を展開するGumiのファウンダー。2021年7月に同社会長職を退任し、現在は仮想現実(VR)ゲーム開発のThirdverse CEOなどを務める。

國光DAOは「Web3.0、メタバース領域で日本発、世界で活躍するユニコーンを増やす」というビジョンの下で、集ったメンバーが活動する組織。知恵や技術を持ち寄り、日本のスタートアップ界から、将来的にはビットコインやイーサのような分散型自立組織を目指すという。

また、FiNANCiEの仕組みを利用したDAOトークンを発行し、コミュニティー運営を行う。 コミュニティーのチャンネルを役割ごとに作成し、それぞれで目標設定などを行うほか、DAOでの意思決定はトークン投票で行う。

DAOトークンは現在、FiNANCiEのサービス外へは持ち出せないが、将来的には海外で國光DAOの仮想通貨としてトークンを発行・連動させていくことなども検討するという。

DAO創設にあたり、資金はクラウドファンディングで募る。支援者には國光DAOのトークンとアイコンNFTが特典につく。