NFTプラットフォームAutograph、約193億円を調達 NFLトム・ブレイディ選手らが創業

2022/01/21

米プロフットボールNFLバッカニアーズのスター、トム・ブレイディ選手が共同創業したNFTプラットフォームのAutographは1月19日、1億7000万ドル(約193億5000万円)の資金調達を行ったと発表した。

ベンチャーキャピタルのKleiner Perkinsなどが共同主導し、エンジェル投資家のNicole Quinnなどが参加。2021年7月にベンチャーキャピタルのVelvet Sea Venturesなどが主導で行った資金調達に続くもの。今回の資金調達により、Autographは、スポーツやエンターテインメントのパートナーとともにNFT技術の開発を促進する。

また同社は、ベンチャーキャピタルのAndreessen HorowitzのKatie Haunゼネラルパートナーら3人の新役員の任命も発表した。Haun 氏は「Autographは、暗号の主流化を加速させる信頼性の高い、楽しい製品体験を構築する方法を理解している世界クラスのチームを集めている。私たちは今、次世代のインターネットの進化におけるエキサイティングな瞬間の中にいる」と述べている。

Autographは2021年7月の発売以来、すでにブレイディ選手のほか、ゴルフのタイガー・ウッズ選手、テニスの大坂なおみ選手などを起用したNFTコレクションを提供している。