OpenSeaが約350億円調達、新VPに元MetaのRajaraman氏就任

2022/01/06

大手NFTマーケットプレイスのOpenSeaが3億ドル(約350億円)の資金調達を行い、企業評価額が133億ドル(約1兆5400億円)に達したことが1月4日、分かった。調達した資金は、技術開発やユーザーサポートと安全性の向上、より幅広いNFTとWeb3.0コミュニティーなどへの投資に充てられるという。

ユーザーサポートの信頼と安全性の向上やサイトの安定性の拡大のため、すでに人員を60人以上に拡大、2022年の終わりまでにさらに人数を倍以上にする予定。また、NFTエコシステム全体の拡大のため、今四半期はNFTスペースの開発者や新規クリエーターをサポートするための助成プログラムを始める。

同日、技術開発の加速のため、新たなVPにShiva Rajaraman氏が就任したことも発表された。Rajaraman氏は、Facebookから社名変更したMetaの元コマース担当副社長で、Metaの前は、YouTube、Spotify、WeWorkに勤務していた。