「ゼロ・トゥ・ワン」共同著者、米上院議員選資金集めにNFT活用

法律調査などのツール開発スタートアップJudicataの共同創業者で、 米アリゾナ州の共和党上院議員に立候補しているBlake Masters(ブレイク・マスターズ)氏は12月27日、政治資金を集めるため、自身の著作を基にしたNFTを発売した。

Masters 氏は、シリコンバレーの著名起業家、Peter Thiel(ピーター・ティール)氏とヒット書籍「ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか」を共同執筆している。同作のカバーアートを99個制作し、 Masters 氏 に最大5,800ドルの寄付をした人に贈られる。集めた資金は半分は予備選挙用、半分は当選した際の総選挙キャンペーンに使用される予定。

Masters 氏はNFTを使って政治資金を募る理由を、「従来の政治献金者ではなく、政治に新しい考え方やエネルギーを求める起業家のような人々からの支持を得るため」と明らかにしている。 所有者はMasters 氏 や Thiel 氏とのプライベートDiscordなどにアクセスできるという。また「最高のNFTプロジェクトは、単なるランダムなブロックチェーン上のアートではなく、人々が何か特定のものに対する興奮を共有するコミュニティーを作ったり支援したりするもの」とも述べている。

Masters 氏 は現在、シリコンバレーに強い影響力を持つ Thiel 氏 が運営するハイテク新興企業への投資団体「ティール財団」などの経営にも携わっている。