InstagramがNFT参入を検討 「クリエーターを助ける方法になる」

2021/12/23


米Meta(旧Facebook)傘下の画像共有SNS「Instagram(インスタグラム)」がNFT領域への参入を積極的に考えていることがわかった。事業責任者であるAdam Mosseri(アダム・モッセーリ)氏が、12月18日に自身のInstagramアカウントのストーリー機能を使って明かした。

Mosseri氏は「まだ何も発表することはないが、我々は間違いなくNFTを積極的に探求しており、どうすればより多くの人々がアクセスできるようになるかを模索している」と発言し、「NFTは興味深いと思う。うまくいけば、クリエーターを助けるための方法になる」と述べている。

Metaは2021年10月に社名を変更した際、メタバース領域への本格的な参入とNFTへの注視を発表している。またInstagramとマッチングアプリの「Tinder」、オンライン決済の「Stripe」の元幹部は12月初め、起業家への実践的なアドバイスの提供などに争点をあてた5000万ドル(約57億円)の暗号通貨ファンド「Chapter One」を創設。Tinderの元製品担当副社長でChapter Oneの共同設立者であるJeff Morris氏は、「Web2.0でうまくいったことの中には、Web3.0に取り入れられるものがたくさんある」と述べている。