サザビーズの2021年売上高、NFT作品のみで100億円超
オークションハウス大手サザビーズはこのほど、年次報告書の中で2021年のNFT作品の売り上げが1億ドル(約113億円)に達したと発表した。オークションの売上高は60億ドル(約6800億円)、プライベートセールの売上高は13億ドル(約1500億円)、総売上高は73億ドル(約8000億円)。米コインデスクが報じた。
サザビーズは2021年4月、匿名のデジタルアーティストPakのNFTアートコレクション「FungibleOpenEditions」で初めてNFT作品を手がけた。同作は複数の異なるパーツで構成された3日間で、総額約1700万ドル(約20億円)を売り上げた。以後も、デジタルキャラクター画像で構成されるNFTアート「CryptoPunks(クリプトパンク)」が1180万ドル(約13億4000円)、「Bored Ape(退屈した猿)」をモチーフにした人気NFTプロジェクト「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」が340万ドル(約3億8600万円)で落札されている。
こうした伸張はNFT業界の「急激な成長」と、同社が10月から公開した独自のNFTプラットフォーム「Sotheby’s Metaverse(サザビーズ・メタバース)」によって新たな利用者を獲得したことによると同社は分析している。NFT入札者の78%はサザビーズの利用が初めてで、そのうちの半分以上は40歳以下だという。Sotheby’s Metaverseは、入札可能なデジタルアート作品の閲覧のほか、アーティストやコレクターの情報も掲載。またサザビーズはブロックチェーンを利用したVRプラットフォーム「Decentraland(ディセントラランド)」内にもバーチャルギャラリーを設け、NFTを展示している。
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