メルカリとパ・リーグ6球団が名場面動画のNFT発売

2021/12/17

メルカリとプロ野球パ・リーグ6球団が出資するパシフィックリーグマーケティングは12月16日、共同で、NFT化したプレー映像やメモリアルシーンなどの動画コンテンツを販売する新サービス「パ・リーグ Exciting Moments β」を年内にも始めると発表した。試合映像を用いたNFT事業にスポーツリーグが参入するのは日本では初の試み。

北海道日本ハム・ファイターズの上沢直之投手や東北楽天ゴールデンイーグルスの則本昂大投手など、パ・リーグ6球団18選手の2021年シーズンの名場面などをNFT化し限定販売する。選手や場面によってレア度を設け、価格も2000円から2万5000円までに設定。収益は選手にも一部還元される。

パ・リーグは公式映像のダウンロードを禁止しているが、「パ・リーグ Exciting Moments β」で購入した動画は自分だけのコレクションとして保有することが可能で、サービス内の機能を使えばSNSなどでのシェアもできる。

カッコ内は各選手の初期限定販売数、星の数はレア度を表している(プレスリリースより)

今後は、消費者間で売買できる機能や、メルカリが運営するフリマアプリ本体への統合、他社NFTマーケットとの連携なども検討。また来シーズン以降は、各試合の場面を商品として追加していく予定だという。