宇宙滞在中の前澤友作氏、世界初ISSからNFT発行

2021/12/17

日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中の実業家、前澤友作氏が12月16日、宇宙空間で自身が撮影した最初の写真を「Rendezvous(ランデブー)」というタイトルで、ISSからNFTとして発行した。宇宙からのNFT発行は世界初。

前澤氏はツイッターで「宇宙で撮った初めての写真をNFTにしました。作品タイトルは『Rendezvous(ランデブー)』宇宙から発行された世界初のNFTです。」と報告した。「Rendezvous」は、前澤氏が搭乗したロシアの有人宇宙船ソユーズMS-20とISSのドッキング直前に、ソユーズの左手窓からiPhone 12 Pro Maxで撮影された写真。撮影時はカリブ海プエルトリコの上空420kmを時速約2万7583キロで飛行しており、ISSだけでなく、ドミニカ共和国などカリブ海の島々も写っている。また前澤氏が船内の様子を記録した動画ファイルや、管制官などが交信している動画ファイルも含まれる。

Rendezvousは、前澤氏の関連会社であるARTTODAY社が宇宙滞在中の同氏に代わって発行。今後は同社で、プロの宇宙飛行士を含むさまざまな撮影者が撮影した「宇宙で撮った地球」をテーマにした作品のNFT化や掲載、権利の売買などが可能なプラットフォームの提供を予定している。