米映画館「スパイダーマン」のNFTをチケット購入者にプレゼント 約8.6万人対象

米ソニー・ピクチャーズエンターテインメントと米映画館チェーン•AMCシアターズは、現地時間12月16公開予定の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の事前チケット購入者約8万6000人に、100種類以上から選べるNFTをプレゼントする。現地時間12月28日に発表した。

今回のプロモーションでは、8万6000個のNFTが用意されている。「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の初日のチケットを事前購入、もしくは予約した「AMCスタブプレミア」「AMCスタブAリスト」「AMCインベスターコネクト」のユーザーが対象。NFTのコードと引き換え方法は、12月22日にメールで対象者に通知される。3月1日午後11時59分(米国時間)までにNFTに引き換える必要がある。

AMCシアターズ(American Multi-Cinemas)は1920年に創業し、現在では全米最多の634館を構える。

同社のアダムアーロンCEO は、自身のツイッターで「アメリカの28日の夜中のチケット販売で、急いでチケットを取るように」と呼びかけた。その数時間後に再びツイッターで「『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、日曜日の夜から月曜日の朝にかけて、AMCのオンライン・チケット・トラフィックを急増させ、AMCの全歴史の中で最も高い値を記録した。しかし、前例のないアクセス量で待ち時間が長くなってしまったのが残念だ」と喜びと謝罪を述べた。