流行語大賞に「NFT」がノミネート、日経トレンディヒット予測で「メタバース」もキーワードに選定

「NFT」と「メタバース」が2021年の注目キーワードと言えることは間違いなさそうだ。

11月4日「現代用語の基礎知識 選 2021ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされた30語が発表された。「NFT」がNo.05にノミネートされた。

出典:ユーキャン「新語・流行語大賞」

「新語・流行語大賞」は、1年間に話題になった出来事や発言、流行などから大賞を選出するもので、2020年は「3密」、2019年は「ONE TEAM」が選出されている。

■日経トレンディヒット予測には「メタバース」も登場

同じく11月4日に発売された「日経トレンディ2021年12月号」には「2022年ヒット予測100」が掲載されている。

「2022年ヒット予測ランキング」トップ5は以下のとおり。3位に「NFTトレカ/アート」がランクインしている。

1.Miles/ANA Pocket
2.冷凍食品専門スーパー
3.NFTトレカ/アート
4.次世代自販機
5.軽量“スマート”グラス

なお、日経トレンディの同ランキング内では「メタバース経済圏」を注目のキーワードとして紹介。

2022年には「‥バーチャル空間上で自らのアバターを介して他のユーザーとコミュニケーションを取る『メタバース』が定着する。デジタル上でコンテンツを売買するなどの経済活動が一般的になり、消費の“源泉”になる」として、ANAが提供するバーチャルトラベルプラットフォーム「SKY WHALE」を紹介。「‥バーチャル上の観光地を旅行しながら買い物もできる、全く新しい旅の方法としても注目される」としている。

Facebookの社名変更でも注目を集めた「メタバース」だが、未だ日本ではバズワードの域を出ていない向きもある。2022年は、NFTやメタバースの国内市場が立ち上がり、育ち始める1年となりそうだ。