米Coinbaseが法人向け新ウォレットサービス、Web3事業参入後押し
西沢 裕子
2023/03/10
暗号資産交換業大手の米Coinbase(コインベース)は3月8日、法人向けにデジタルウォレットが簡単に導入できるサービス「Wallet as a Service」を発表した。自社アプリ内に直接ウォレットを設置することができ、用途に合わせて設定も自在にカスタマイズできる拡張性の高いオンチェーンのAPIで、企業のWeb3事業参入を後押しする。
用途には、ゲーム企業によるゲーム内のNFTアイテムなどの交換やトークンベースの報酬提供などを想定する。Wallet as a Serviceで作成されたウォレットは複数のパーティー間で鍵を分割、暗号化して配布。ユーザーとCoinbaseがそれぞれに鍵を持つため、どちらかがハッキングなどの被害にあった際も、資産の安全性を保つことができる。自動バックアップ機能を備えるため、ユーザーが自分のデバイスにアクセスできなくなっても安全に保管しておけるという。
またユーザーにとっては、通常のアプリでユーザー名とパスワードを管理するのと同程度の手間で認証でき、ウォレットの開設やアクセス、復元もできるとのこと。初めて暗号資産を持つユーザーでも手軽にWeb3サービスを利用できることを目指す。
Ranking
- 「暴走東京」渋谷スクランブル交差点をハック XR×NFTの仕掛け人に聞く
- 余市町、ふるさと納税返礼品に「CryptoNinja Partners」とのコラボNFT
- 米マイアミ市がWeb3プロジェクト立ち上げ TIMEやMastercard、Salesforceと提携
- 【NFTトレンディ】NFTの標準規格「ERC721」「ERC1155」とは何か?
- 角川ドワンゴ学園が生徒のプレゼンテーションイベント「NED2021」をメタバースで開催
- NFTアーティスト「Beeple」初のフィジカル作品「HUMAN ONE」、約32億円で落札 史上2位
- ZOZOSUITの体形データ活用したバーチャル試着アプリ ZOZO NEXT、ソフトバンクら3社が実証実験
- スマートコンタクトレンズのMojo Visionが約52億円調達 ARコンタクトレンズ開発
- NFTとメタバースが「詩」の未来を変える? 詩人・黒川隆介さんに聞く
- 病気療養の子どもがメタバースで学校参加 実証プロジェクト実施
- 「暴走東京」渋谷スクランブル交差点をハック XR×NFTの仕掛け人に聞く
- 【NFTトレンディ】NFTの標準規格「ERC721」「ERC1155」とは何か?
- 日産「GT-R」がNFTに 約2.6億円でオークション終了
- リアル世界と連動する不動産系メタバース「Upland」の魅力に迫る
- NFTアーティスト「Beeple」初のフィジカル作品「HUMAN ONE」、約32億円で落札 史上2位
- 「アートとは脳の認知革命」村上隆さんのNFT作品を体験できる個展、NYで開催
- NFTとメタバースが「詩」の未来を変える? 詩人・黒川隆介さんに聞く
- 【基礎から解説】ブロックチェーンプラットフォームとは?
- 【NFT Weekly】NFTギャラリーを無料で作れる「Oncyber」とは/「LINE NFT」開始/草野絵美氏の「新星ギャルバース」24h取引高が世界首位
- 【特集:NFT.NYC】まとめ読みページはこちら 現地からリアルタイムで更新
- 「暴走東京」渋谷スクランブル交差点をハック XR×NFTの仕掛け人に聞く
- 【NFTトレンディ】NFTの標準規格「ERC721」「ERC1155」とは何か?
- 「アートとは脳の認知革命」村上隆さんのNFT作品を体験できる個展、NYで開催
- NFT市場は2030年には約32兆円に 米調査会社予測
- mixiで流行した「サンシャイン牧場」が遊んで稼げるNFTゲームに
- 日産「GT-R」がNFTに 約2.6億円でオークション終了
- 【基礎から解説】ブロックチェーンプラットフォームとは?
- NFTとメタバースが「詩」の未来を変える? 詩人・黒川隆介さんに聞く
- Google、リアルタイム翻訳できるスマートグラス試作機を紹介
- 「新しいパラダイム、作り手として飛び込みたい」 元ライフネット岩瀬氏、香港でNFT事業に挑む理由